右も左も分からない

いや分かるけどね?(笑)

 

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倉敷美観地区のヒョウ猫の森の猫ちゃん〜

ベンガル系?の猫ってお高いやつよね?

 

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この子も可愛いけど要注意。

いつもなかなかの猫パンチ放ってくる。

不機嫌な顔してどっかしらでじっとしてる。

 

 

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フクロウの森もおすすめです。

触れます。

拒否されるときはぐる〜っと180度首を後ろに回しやがる。

 

 

 

さて本題。

左右盲という言葉をご存知だろうか。

 

 

とてもわかりやすい解説をされているところがあるのでそのURLも貼っておきますが。

 

http://hattatu-jihei.net/left-and-right-confusion

 

 

この解説に沿って話を進めていこうと思います。

 

 

要約しておくと左右盲とは

 

・左右の判断がとっさにできない

(左右の判断が完全にできないわけではない)←これ重要

 

・▶︎や◀︎の記号をぱっと見てもすぐに左右の判断ができない

 

・「そこを右」を言われても即座に対応できない時がある

 

などです。

左右盲とは病名ではなく、そういう人をこういう言葉で表現しますという風にとらえてください。

 

 

 

はっきり言って自分はこの左右盲もしくは左右失認の可能性がかなり高いと思った。

 

 

左右盲という言葉はつい最近知ったものの、高校生の頃くらいから「右左を理解するのに数秒かかる」という自覚はあった。

 

 

気づいたきっかけはバトンダンス部に入ったこと。

ダンスの振り付けで「次は右足を前に出して〜」だの「左手を右からどうたらこうたら…」と説明されてもわっけわからん!

お互い向き合ってダンスを教えてもらおうものなら大混乱したのでそのときは先輩の後ろにわざと立ってなんとか真似したり、とりあえずリズムに乗ってノリで乗り越えた(予期せぬダジャレ)

 

ちょっと左右を咄嗟に判断するのは難しいなと感じつつも考えればできたし、そもそもダンスなんて難しいもんだから自分の覚えが悪いだけだろうと無理やり飲み込んだ。

 

 

 

 

次に躓いたのは歯科衛生士の専門学校に入り、いざ臨床実習に入った頃。

まずは簡単に困ったことを説明するために以下の図を見て頂く必要がある。

 

 

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これは歯式と呼ばれるもので、 まずやんわり気づいて欲しいのは、全ての歯式は左側が右の歯を表していて右側が左の歯を表しているということ。

 

 

左右が咄嗟に判断できない私が果たしてこれを使えるのか…。

授業でこれをまず初めに習ったが、そのときはすぐに理解できた。

左右盲は、左右は理解できる。

しかしこれを咄嗟に判断しなければならないとき… 実習に出た私、とりあえず内心パニックになりました。

 

これってこんなに難しいことなの!?

 

 

パニックになったからこそ、私は落ち着いて声に出して

「左下4番です」「痛いのは右下の歯ですね」と復唱し、

実習でも歯科助手のバイトでもトラブルは起きなかった。

 

混乱するのは慣れない今だけで、きっと社会人になってもっと衛生士として場数を踏めばすぐにできるようになると思った。

それまでは歯の取り違えを起こさないように気をつけまくった。

そして今年で衛生士歴は4年目に突入した。

 

 

おかしい!まだ咄嗟に理解できない!

 

 

 

就職した職場はドラマでよく見るような大繁盛レストランの厨房のように慌ただしく、置いていかれないように死に物狂いでしがみつくようなところだった。

そんな中で、一呼吸おいて左右を間違えないように考えるバカは私だけだった。

 

今のところ、数秒考えるが取り違えは起こしていない。

起こしてはいないが、カルテの歯式の書き間違いを訂正するための斜線は他の誰よりもダントツで多い。

(書いたあとすぐ間違いに気づいて訂正する。うちの職場は修正テープや修正液の使用は禁止。斜線と判子で訂正する)

 

合ってるけど何回か書き違えとるなぁと上司に何度も言われる。

症状あるのどの歯?と聞かれても頭では分かっているのに「ひだ…右下です」となる。

その他の業務はいたって普通だが、咄嗟の左右判断はクソレベルで、いよいよ心配になって調べて出会った言葉が「左右盲」だった。

 

 

恐ろしいくらい自分に当てはまっており、逆にみんな右左がすぐ分かるんだ…すごいなと思った。

エレベーターの開閉マークの◀︎▶︎や▶︎◀︎の違いなんて見てもすぐに分からないので、開くが緑で閉まるが灰色という覚え方を無意識にしていたこと

(配色が違えば軽く焦る)

 

 

教習で2車線以上の場合はかなりの恐怖心を覚えたこと(どこの車線に入るのか左右的に分からない)(免許はとれた)

 

もっと遡れば小学1年生のとき、教室の右側に「みぎ」、左側には「ひだり」と書いてあるポスター?掲示物をかなり頼りにしていたこと。

 

こんなことに悩んでるのは自分だけなのか、

こんなのは当たり前で、自分はただ単にその物分かりがひどい人なのか、

それともいわゆる発達障害のひとつなのか、よく分からない。

 

 

左右盲になる原因として、諸説あるようだが私はもともと右利きだし、頭を強く打って脳に損傷的な何かを経験もしていない。

 

ただ、病気であれ発達障害であれ単に自分の個性であれ、私はこれを深刻に捉え向き合い、間違えがないように確実に判断することを大切にしたい。

憶測でここまで記述できたが、自分が左右盲であるかはハッキリ分からない。 ただ、

 

そろそろ1人で抱え込まずに親しい人には少しずつ話してみようと思っている。 私の心配が杞憂であることが一番の願いでもある。